駆け出しキャンパー散財記

という訳でトルテュさんの話、第三弾です。

今回は設営＆撤収編。と言っても、設営方法なんてのは今更ワタクシが言うまでもありませんね。説明書と、公式の設営動画を見て下さい。



なーんて言ってしまうとブログになりませんな。

そう、素晴らしいトルテュさんにもネックがありました。それは設営の手間ですね。まだ数回の経験しかないですが、設営に必要な時間はおよそ90分。

まずはテントを立ち上げるまでに大体30分弱。慣れるまではAフレームが大変でしてねえ。鬼門のAフレームです。ですが1つ目のピンの対角線上のピンを2つ目にすると、少し楽です。Aフレームさえ立ち上がってしまえば後は楽です。

そこからは、無限に続くかと思われるベグ打ち地獄。いや、むしろ快感なのでベグ打ち天国か。まあ何れにしてもペグ打ちですよ、ペグ打ち。これがまた同じくらい時間がかかります。

トルテュさんに必要なペグは、なんと30本。移動やテンションかけも込みで、1本あたり60秒で終わらせても、合計30分ですな。楽しいんだけど時間がかかります。

ちなみに買った時に付属しているのは、軽くて便利だけど強度はどうなのよ的なジュラルミン製ペグ。河原でプラペグが全滅した苦い記憶があるワタクシは、これらをスノーピークご自慢の鍛造スチールペグ、ソリッドステークに入れ替えました。ソリステ30が20本、20が10本です。



付属のジュラペグは20cmですので、理屈上はソリステ20が30本あれば事足りるはず。ですが、風対策を考えた場合、ロープとは30で固定した方がベターとのこと。それから前後の足元は、幕をピンと美しく張るために30cmを使った方が良いとのことでした。社員さん曰く。ここは素直に聞き入れましたよ？

で、その後はインナーテントの設営、シールドルーフの装着、チェアやらテーブルやらの設置で、気付けばあっという間に90分。

これを何とかしたいですね、ということで工夫タイムです。



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まず、下の写真で赤い丸に30を、緑の丸に20を使っていますが、片側14本、両側で28本です。よほどの強風でも無い限り、センターのロープ2本はペグ1本で固定すれば良いと思いますのでここで2本省略。



それからロープは片側8本の合計16本です。これを毎回付け外ししていたら、それこそ日が暮れます。

そこで撤収時にテントに付けっぱなしにするのですが、その時に綺麗に編みこむとオシャンティーです。

具体的にはこんな感じです。



これを抜いてあげて…




引っ張ると…






はい解けたー！


としておくと、次回から非常に時間短縮ができます。スノーピークの社員さん直伝です。


結ぶときは、まずこの状態から…


指を通してロープを掴み…


引く


またその穴に指を入れて…


引く


またその穴に（



最後は輪っかに


紐を先から


通して


引っ張ると


ロック！


てな感じです。ちなみに14本中のうち、アップライトポール用のロープ2本は、グロメットにロープを通さないのでこれが使えません。



あとは、テントフレームの装着前にシールドルーフをつけた方が楽だってくらいですかね。他のテクがあれば教えて欲しいものです。

とにかく、次は60分を目指して設営タイムトライアルを頑張りますか。もはや競技の域ですな。

これもスノーピークが提案する、新しいキャンプスタイルというやつでしょうか。皮肉です。へっへっへ。



【2016年1月8日追記】

この記事には続編がありますので、良ければこちらもご覧下さい。

http://sanzaiki.naturum.ne.jp/e2639735.html


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